あゆみの日記

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ライフ・オブ・パイ　　トラと漂流した227日

この映画、ほんとにすごい。こんなに感銘を受けた映画は久しぶりでした。

この映画、元となったのはベストセラーにもなった小説「パイの物語」。
世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルが書いたこの小説を元にし、作られた映画です。

主人公となるのは、インドで動物園を経営する一家に生まれた、パイ。
そんなパイの家族が、カナダへ移住するため船で海に出るのですが…
そんな航行中、不運なことに嵐に遭い、船が難破してしまうというスタートから物語が広がっていきます。

船が難破し、残ったのは小さな救命ボート。

そこには、家族の中で唯一生き残ったパイと、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが。でも、漂流する中で動物たちも命尽きてしまい…残されたのはパイと、獰猛なベンガルトラ。そんな状況に陥ってしまった主人公、パイの、トラとの長きに渡る漂流が描かれた壮大なストーリーです。

初めは、トラと漂流して仲良くなって食べられることなくハッピーエンド、みたいな内容なんだろうなーと軽々く見た映画。が、実は想像を絶するストーリーが…。正直、一度見ただけではあまり分からずだったのですが…このストーリーの真相を知った時は、本当に驚愕でした。奥が深い。深すぎて、あまりにも素晴らしい作品だということに気付かされます。これを作った脚本家、監督は本当に天才だと思う。
実際、見たけどよくわからなかったという人も多いと思います。そんな人にももう一度ぜひ見て欲しい！この映画、そんな薄い映画じゃないんです。このストーリーの真相を、知ると誰もがこの映画の壮大さに、感銘を受けること間違いないと思います。